命式にあらわれる人生における「課題」

四柱推命の命式の四柱八字は、本当に色んな角度から色んなことをみることができます。

命式の八字は、決して平面的ではなく球体のようにあらゆる角度から見て取れることが無限にあります。

その中でも私が鑑定をする際にご相談者様の命式をみてまず一番に気になるところ、

それは・・・

命式に示されたその人がこの世に生まれた時に持ってきた「課題」です。

今回の人生でその人が向き合うべき課題。

それは、親子関係だったりその他の人間関係であることもあれば、

人間関係というよりその人自身の問題であることもあります。

人によってそれは様々なかたちであらわれていると思うのですが、それに向き合ってきた人生かそれから逃げてきた人生かによってその人の今の在り方は大きく違ってくるのだろうと思います。

今はまだ向き合っていなくても、人生のどこかの時点で向き合わせられるような出来事が起こる事もあるでしょう。

いわゆる「空亡」と一般的に呼ばれる2年間にそういう出来事が起こることは割とあることだと思います。

でも、課題は恐ろしいものでもなければ忌むべきものでもない。

いわば課題は超えた先にその人自身を大きく変化させるためのものであり、

ある種の「個性」でもあるのではないでしょうか。

人によって持って生まれた課題がそれぞれ違うのであれば、その向き合い方も千差万別なはずでいわゆる正解なんてものもないし、誰かに言われたようにしていればよいというものでもないということですよね。

なんだってそう、幸せのかたちだってそうですよね。

周囲から幸せに見える必要ない、自分自身が幸せを感じることができるのなら。

周囲から幸せに見えることが幸せであるのなら、それでも良いとは思うけれど。

話が少し逸れたけれど、

そんな人生の「課題」がその人の命式になんとなくみえたとき、なんだかその人のことがとても愛しくなるような心から応援したいような気持になります。

何かほんの少しでも前を向けるような、そんな言葉をかけたい。

その人ではない私が、その人の力になれることなんて本当のところないのかもしれないけれど。

でも少しだけでも分かろうとはしたい、そんな気持ちになります。

みなさん、良いお年を^^