アニメキャラの命式検証 東京卍リベンジャーズ①

アニメキャラ命式検証の最初は、東京卍リベンジャーズのカリスマ「マイキー」こと佐野万次郎です。

マイキーが最初なのは、この人の命式があまりにキャラクターそのもので驚いたからです。

佐野万次郎 1990年8月20日生まれ

丁 甲 庚

巳 申 午

四柱推命では、運気の流れなど色んな要素を合わせて見ていかないとその人の全体は分からないのですが、今回はほぼ命式と大まかな運気の流れのみで基本的な人物像をみてみたいと思います。

まず、この命式を出す前に漫画やアニメを観て想像していたことは、マイキーの日干は「丁」以外およそ考えにくいなということです。

・精神的な危うさや不安定さ

・自分の大切な人や周りに集まる仲間への執着や強い意識

・独特のカリスマ性

・支え(燃料)となる人物(丁の人の場合は甲)が常に必要なところ

行動も言動も彼そのものの存在感も「丁」をそのまま表している気がします。

表面上や社会生活など外側で見せている彼は年柱の「庚午」のような研ぎ澄まされた刀剣のように強い人物。

でも本当の彼は、ユラユラゆらめく蝋燭のように火が消えそうになったり時には勢いが強すぎて周囲も焼き尽くす炎になったりと危ういところのある「丁巳」であるということ。

命式内に財(マイキーの場合は金)が多いのは頭の良さや総長としての決断力があることを示しています。

聖夜決戦編の最後の方で、フィリピンに逃亡している現代のマイキーが「上手く行かなくなったらその相手を殺せばいい」というような時折極端な考え方になところも「丁」らしいのかもしれません。

命式の配置的にも運気の流れ的にみても彼の母親はちゃんといたけれども弱いことを示していて、作中で幼少期に病気で亡くなったというのはなるほどなというところでした。

また、26歳以降の運気は「亥」の大運で五行の「水」が旺じる運気なので、いわば「混沌」「闇」「暗いところ」にいるともいえます。

本格的な闇落ちを暗示しているともいえますが、ただ闇に落ちるというのではなく実は「丁」は暗いところであればある程目立つことができるのです。本人の精神状態は作中では現代で闇落ちし最悪な状態なのですが、梵天などの組織のなかで圧倒的なカリスマ性を放っています。やっぱりマイキーは闇が深い程に美しく輝く蝋燭「丁」でしかないなと思うのです。

支えとなる人が必要というところでは、兄の真一郎や場地など支えになっていた人がいなくなった時にタケミチにその代わりを求めていたところからも分かります。マイキー(丁)には自分の元気の源になり常に支えてくれる誰か(甲)が必要なのです。ドラケンがマイキーの側にいつもいたのもその役目ですよねきっと。

陰の「丁」は陽の「丙」とは違い、蝋燭や街灯などの静かに燃えるような「火」をあらわします。

あくまでも私がこれまで出会ってきた人や命式を拝見させていただいたご相談者様のデータにはなりますが、日干「丁」の人は割と例外なくナイーブで不思議な魅力を持った方が多くどこか掴めないところがあるイメージです。アーティストタイプの人が多く、実際にアートや音楽など表現することをしている人が多かったですね。

その不安定さが魅力でありどこか人を惹きつけるのかもしれませんね。

もっと彼の言動や行動をひとつひとつ検証すれば、もっと命式と合致するところがあるのかもしれません。

タケミチとマイキーの命式を見比べてもすごく面白いし、マイキーがタケミチを必要とした理由も分かるような関係性が見えました。

次回は東リベの主人公であるタケミッチを検証してみます。

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