心と身体に「不足の五行」を補う方法
四柱推命の観点から、心と身体のバランスを取る方法として「不足の五行を補う」という方法があります。
誰しも命式と大運や年運などの関わりによって、
その時々で何か不足している五行というものはほとんどの場合何かしら出てきます。
五行のエネルギーとしての流れ方というのは決まっていて、
木→火→土→金→水→木、、、
というような基本的な循環があります。
どこかが滞っていている場合、
人によって様々ですが体調にあらわれたり心の不調となって出てくることもあったりします。
その人自身のこれまでの生き方や考え方や環境によってその出方は本当に色々なのですが、そんな時に足りない五行の気を取り入れていくというのは自分メンテナンスのひとつとして効果的なこともあります。
まず、
具体的に取り入れる方法としてはどのようなものがあるのでしょうか。
例として「火」が足りない人ということにしてみます。
★命式の中に火気(「丙」「丁」)の多い人となるべく一緒にいる
★太陽を浴びる
★明るい場所、明るい人などと関わりを深くする
★心地よいことや楽しいことをしてみる(火は通変でいうと食神的であるので)
★五行の「火」の属性の食べ物を摂取する(苦味・夏に関わるものなども)
★南の方位を取る
★色でいえば「赤」を取り入れる
★身体を温める
★楽しくおしゃべりをしたり考えをアウトプットする
というように、
「火」の象意に当てはまるものを自分なりに取り入れていく
という感じでしょうか。
書いた以外にもたくさん方法はあると思いますし、
その五行によって色んな意味があるので補い方も無限にありますね。
この足りないものを取り入れていくという行動は、
実は意識的でなくても自然とそうやって生きている方も結構いらっしゃるような気がします。
「なんとなくそうしてみたくなった」
という感覚で無意識に自分自身を癒したりしているような。
五行のそれぞれに様々な意味があり、
そしてその五行がその人にとっては通変でいえば何に当たるか?という視点も必要かなと思います。
上の例でいえば「火」がその人にとって通変で「財」に当たるならば、お金、人材、健康などの意味に当たるのでこれらのことには注意が必要な時期ともいえますね。
また例えば、
日干「庚」の人で「木」を補いたい場合、
パートナーに当たる「乙」(甲であることもある)が力になってくれるということもいえます。
その五行の象意だけでなく、身近な人や誰に頼っていけば良いかということも見えてきますね。
いや~~
ややこしいね、四柱推命。
笑
書けば書くほどにややこしくなるのですが、
五行を補うということについてはまだまだ言えることがあると思うので、徐々に書いていこうと思います♪