アーティストの「金」と「木」の表現の違いが面白い
今や国民的人気バンドofficial髭男dismのボーカル藤原さんの命式は金が過半数を占める命式です。
いわゆる四柱推命でいうアーティストぽい命式とは全然違う藤原さんですが、比劫や金が命式に多く行動力や頑固なまでの意思の強さを持っている方なのかもしれません。頑固で職人ぽいところはありながらも、保守的ではなく新しく斬新なアイデアを取り入れたりする好奇心もありそうですね。
ミュージシャンは割と木や水または丁などの日干の方が多いイメージですが、ヒゲダンは曲だけでなくバンド名にも「金」ぽさが出ている気がするんですよね。
「official髭男dism」
男性的であまり感情を表に出さないシュッとしたスマートなイメージ、これがまさに「金」という感じです。
ライブでのパフォーマンスも、思いきり感情を出すとか情緒的な動きや感情のはけ口のような表現はあまりなく、まっすぐに観客に曲を届けるような表現の仕方に見えます。もちろん、ライブでは心揺さぶられるし素敵なパフォーマンスなので私はすごく好きです。自分だけの世界に入り込むのではなく、しっかりと今しなければいけないことをする職人のような感じが「金」ぽいな~と思うんですよね。
私自身が「金」の多い命式の持ち主なので、情緒的過ぎない「金」ぽい表現の仕方はスマートで好きです。
一方、Mrs.GREENAPPLEのボーカル大森元貴さんは「木」の日干支、そして「火」がいくつかある命式になります。
ミセスはやっぱりバンド名が「木」っぽいです。
「ミセスグリーンアップル」
中性的な「ミセス」というワード、そしてグリーンアップルという有機物の名前の組み合わせはやっぱり「木」そのものですね。金の人はきっとこの名前はつけないでしょう。
もっくん(ボーカル大森さん)のライブでのパフォーマンスは、すごく情緒的で感情のこもった美しい表現をされます。繊細な手の動き、身体の使い方、歌い方、どれをとってみてもやっぱりウエットで独特の自分の世界という感じがやはり「木」なんです。もっくんの書く歌詞は、これまでたくさん悩み多くのことを考えてきた人ならではの詞だなあと思うし、それが皆の心に響くのではないでしょうか。
ミセスの曲の歌詞は「私」という一人称の女性目線のものもあり、男性的で男の失恋などを描くヒゲダンとは対照的で面白いですね。
どちらもミュージシャンですが、「金」と「木」でこんなにも違いがあって面白い。
どちらもそれぞれに本当に素敵な日本を代表する人気アーティストですね。
四柱推命という枠では測れないところは多いのですが、陰陽五行の性質は人間それぞれの在り方にやっぱり深く関わっているんだなと思わざるをえないという感じです。