「ちょっとお茶でも」感覚でアウトプットできる場を
「すごく気分が重いんだけど、その原因がはっきりとは分からない」
「なぜだか眠れない日々が続いている」
「幸せなはずなんだけど、なぜかモヤモヤした気持ちをいつも抱えている」
こういうことって、けっこう多くの人によく起こることだと思います。
辛さはあるのに、言語化できない心の奥底に沈んだ何か。
そういう時、原因がすぐには分からないし日々忙しいし、とりあえずそのまま放置ということになりがちです。
私もそういう経験があるのですが、そうしてモヤモヤを放置して時間が過ぎていくとそれはどんどんかたちを変えながら大きく成長し、身体の不調としてあらわれたり心そのものに大打撃を与えてしまう結果になることもあります。
積み重なったモヤモヤは、ある日突然モンスター化する可能性を秘めているんですよね。
日々の中で、
「ちょっとお茶でもどう?」
と自分から誘えるような、もしくは気軽に誘ってくれるような人がいるのであれば、それはカウンセラーや占い師にも勝る重要人物かもしれません。
それは大勢でワイワイしたり井戸端会議的なものではなく、
「最近どう?」
とお互いに相手の話を聞いて、たわいもない話でもなんとなくほっこりできる空間を作れるような人のことです。
近況報告やたわいもない会話をしている中で、じっくり自分の話を聴いてくれる人と話していると、自然と今の気持ちを少しづつ話している時ってないですか?
上手く言葉にできなくても、言葉としてアウトプットしているとなぜだか自分が自覚していなかったような気持ちがポロッと出てくる瞬間があったりします。
それはもしかすると、しっかり意識化できていなかったけれど潜在意識の中に強く思っていたことだったり、過去のあの時には表に出せなかった辛く苦しい感情であったるするのかもしれません。
生きていれば本当に色んなことがあるし、忘れたいのに心にこびりついて離れない嫌な感情や心の奥底に閉じ込めて二度と見たくない感情もありますよね。
でもそれは、少しづつでも意識化して言葉に出したりというようなアウトプットをしていかないといけない場合もあります。
誰かに何かしらの答えを提示されるよりも、自分で気付いた時人は大きく変わたり解放されていくものなのかもしれません。
私が本当に関わりたいのはその部分だなと最近とても強く感じています。
四柱推命や易や手相は、じっくり一人の人とお話してその人を知るためのツールであったりきっかけのようなものかなと思います。
それってカウンセリングなのかもしれないけれど、それよりはもう少し「ちょっとお茶でも」寄りの気軽さのある心安らげる場所をつくっていきたいというか、そんな感じです。
リラックスできる空間からしか、心の奥底から出したいものを出していくことはできないですよね。
鑑定士と相談者という立場だとなかなか難しいところがあるのなら、呼び方や職業名を変えてもいいかなと思ったりもします。
私自身にまだまだ課題はあるけれど、全力でそこを目指していきたいと思っておる次第でございます^^